夜の10時46分。さっきまで開いていた結婚式のノートを、あなたはそっと閉じた。
「私は、少しでも式をしたい」
「僕は、そのお金を新生活に残したい」
どちらも間違っていないはずなのに、話すほど遠くなる。最後には結婚式ではなく、「この人と結婚して、本当に大丈夫なのかな」と考えてしまう。
でも、今夜意見が合わないことと、ふたりの結婚生活が合わないことは、同じではありません。
先に見つけたいのは、賛成か反対かではなく、その答えでお互いが何を守ろうとしているのか。理由が見えると、結婚式は「する・しない」の二択ではなくなります。
苦しいのは、結婚式より「分かってもらえない」と感じるから
表面に出るのは、費用、人数、場所、親の希望、準備の負担です。けれど心に刺さるのは、「私が楽しみにしていたことを大切にしてくれない」「僕たちのこれからより、一日のイベントが大事なの?」という、別の痛みかもしれません。
同じ「式をしたくない」でも、人前に立つのが苦手な人、呼べる友人の数が気になる人、家族関係に事情がある人、費用や準備を怖いと感じる人では、必要な答えが違います。
だから、相手を説得する前に、反対の中身を一つずつほどきます。
同じ言葉を繰り返している、声が強くなった、片方が黙って守りに入った、深夜になった。どれか一つでもあれば、「今日は決めない。明日の昼に30分だけ話したい」と区切ってください。休むことは、話し合いを投げることではありません。
ふたりの「本当はどうしたい?」を見つける5つの話
結婚式の何が、いちばん苦しい?
「式そのものが嫌? お金、人前、準備、呼ぶ人のことの中なら、どれが一番近い?」
「やりたくない」を一枚の壁にしないための質問です。原因が費用なら規模を変えられます。人前が苦手なら、披露宴をしない形もあります。家族事情なら、親族を招かない選択も考えられます。
もし何もしなかったら、私は何が寂しい?
「ドレスを着たいだけじゃなくて、私は何を残したいんだろう」
やりたい側も、自分の本音をほどきます。家族に晴れ姿を見せたい。大切な人へ感謝を伝えたい。ふたりで節目を作りたい。その願いが分かれば、大きな披露宴以外にも叶え方が見つかります。
結婚式のあとに、何を守っておきたい?
「新生活のために、手元へいくら残っていたら安心できる?」
「高い・安い」ではなく、式後の暮らしから考えます。引っ越し、家具、旅行、将来の貯蓄、休日の余白。ふたりが守りたい金額と時間が見えると、予算は我慢の線ではなく、安心の線になります。
親や周りの声を外したら、ふたりはどうしたい?
「誰にも報告しなくていいとしたら、どんな形なら少しうれしい?」
親の期待、友人の式、SNSの写真。「普通はこうする」をいったん外すと、自分の願いと周囲への配慮を分けて話せます。親の希望は無視せず、まずふたりの本音とは別の箱に置きます。
「する・しない」の間なら、どこまで試せそう?
「今日は決めずに、少人数や写真だけの費用も聞いてみない?」
結論ではなく、情報を取りにいく提案です。候補の形と実際の費用が分からないままでは、ふたりとも想像の中で反対し続けることになります。決めるのは、材料を見てからでかまいません。
本音が見えたら、結論は4つのどれでもいい
大切なのは、世間から見て正しい形を選ぶことではありません。片方が諦めたまま進まず、「この形なら、ふたりの守りたいものが残る」と言えることです。
二人で話すほど止まるなら、答えではなく「材料」を外へ出す
「何人なら、いくらくらい?」「家族だけなら、どんな会場がある?」「写真だけと少人数の式は、どう違う?」
この段階で足りないのが愛情ではなく情報なら、二人だけで検索を続けるより、第三者に条件を並べてもらう方が早いことがあります。
ハナユメは、式を決める前の「まだ分からない」を持っていける
ハナユメは、式場検索と専門アドバイザーへの相談ができるサービスです。公式Q&Aでは、具体的な希望がなくても相談でき、気になる式場が見つからなければ、見学予約をせず相談だけで持ち帰れると案内しています。
相談方法は店舗・オンライン・LINE・電話の4つ。店舗・オンライン相談は1.5〜2時間が目安で、相談サービスは無料です(オンラインの通信料は自己負担)。前撮りやフォトウエディングも含め、二人の本音に近い形と現実的な費用を比べるために使えます。
相談後に式場見学へ進む場合、ハナユメ経由で予約・見学すると対象会場の「割引プラン」が使えます。内容は会場、時期、人数で異なるため、金額だけで決めず、希望を入れた見積もりと適用条件を確認してください。
実際の費用や選択肢が分からず、想像だけでぶつかっている二人には向いています。片方が第三者への相談を望んでいない、まず気持ちを休ませたい、キャンペーンだけを理由に急いでいるなら、今は予約しなくて大丈夫です。
予約する前に、二人で一つだけ約束しておくと安心です。
「今日は決めない。選択肢と費用を持ち帰って、二人で決める」
同じ答えより、同じ方向を見つけられたらいい
あなたが式をしたいのは、見栄ではなく、大切な人と節目を残したいからかもしれません。
彼が式に迷うのも、愛情が薄いからではなく、これからの暮らしやあなたの負担を守りたいからかもしれません。
理由が分からないままでは、お互いの願いが相手への否定に聞こえます。けれど「何を守りたい?」まで聞けたら、違う答えの中にも、同じ方向が見つかることがあります。
今夜は、式を挙げるかどうかを決めなくて大丈夫。明日の昼、最初の一つだけ聞いてみてください。
「結婚式の何が、一番苦しい?」
参考情報
- ハナユメ結婚式相談Q&A(相談方法、料金、所要時間、相談だけでもよい旨)
- ハナユメ「割引プラン」公式案内(利用条件、会場等による違い)
- ゼクシィ「結婚準備でもめがちなことランキング&回避術」(温度差、内容・人数、費用の対立)
- マイナビウエディング「ふたりの『温度差』のこと」(温度差と相性を同一視しない視点)
- みんなのウェディング 花嫁Q&A(式の形・費用・ゲストをめぐる実際の相談例)
情報確認日:2026年8月27日

